模写
おはようございます。
現在朝の7時半ごろです。
最近は何時に寝ても、日光を浴びれば、すぐに起きられる体になってきました。
早起きは、なんとなく得をしてる気がするので、精神的にもいいですね。
ここ3ヶ月間、ずっと模写をやっていました。
肩の構造であったり、ヒザの構造であったり、全身の比率であったりと、
続けていれば、結構色んな発見があって、今まであった絵のクセみたいなものが抜けてきたかなとは思います。
しかし、模写したとおりに人体を描いたからといって、
それが絵がうまいという事かと言われれば違うような気がします。
本当にうまい絵というのは、その絵の中の形が立体的に活き活き見えるものだと思います。
実際、勉強したとおりに膝や肘を写実的に描いても、
かえって画面がやかましくなってしまうし、普段の絵柄に近づけると、
アンバランスな印象になってしまうわけです。
なのでもう、ある程度シルエットが人体っぽくなってたなら、それでいいんじゃないかと思えてきました。
それに、ペン入れの技術や、省略の技術は、模写で得られるものとは違う部分が要求されるので、
やっぱり実戦でしか学べない事もあるな、と改めて思いました。
デッサンやクロッキー、30秒ドローイングなども、
得られる技術がそれぞれ違い、描く対象によってもやはり違うので、
色々やる必要がありますね。
でも模写は楽しいし、絵がうまくなった気分になれるので、
毎日やっても損はないと思います。
結果を求めると損得の感情が生まれますが、ルーティーンとして考えれば、続けていきたいところではあります。
何事も欲をかいた瞬間から、ガラガラと音を立てて崩れていきます。
なので、何も考えず夢中になれることが一番いいなと思います。
人間である以上避けられない問題ではありますが、
同時にそういう感動があるのも、黒い感情を持った人間だからこそな気がします。
それでは…。