無益
どうしようもなく孤独で居場所がない時、そこにはいつも創作物があった。
映画やアニメや漫画の世界はキラキラと輝いていて胸に空いた隙間を埋めてくれる。
どれだけ辛い現実も、その世界に生きているキャラクターたちを見ている間だけは忘れることができる。
それにしても、今日も無益な1日を過ごしてしまった。
外にも出ず食って寝て、起きて寝て、その繰り返し。
まるで1秒刻みのように日付が変わっていく。
床には無数に散らばった食べかすと体毛。
こんな日々を過ごしていても腹は減るし体は代謝を続けているのだ。
今が人生で一番落ちぶれていると言っても過言はない。
未来の自分がいたら一言伝えてほしい。
これはいずれ解決する問題だと…。