自己
産まれた瞬間から自分は自分を演じなければいけない。
この顔や体、心に至るまで。
ふとコンビニから帰って玄関のドアを閉めた瞬間そう思った。
もし魂というものがあって肉体は容れ物だとすればそういうことになる。
濃霧がかかったような毎日だ。
紡ぐ言葉さえ支離滅裂で繋がりがないように感じる。
いや、実際は本当に支離滅裂で、読んでいる人からすればその通りかもしれない。
この言葉は言葉になっているのか。
意味は意味として成り立っているのか。
人が人に影響を及ぼすもののすべてがコミュニケーションを必要とする。
他者との繋がりを絶ちすぎるとこうなってしまうのか。
わからぬ。
わからぬ故に思考の断片をここに残すことにする。